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2021.05.13

校正のトピックスNo.546
【校正作業手順書:誕生までのストーリー】

校正作業手順書の誕生は、お客様の「困った」から

  • ●当社には「こんな測定器でも校正できるかな?」「取説ないけど校正できる?」と、お困りのお客様からご相談があります。
  • ●その言葉をきっかけに、年間約20種類の新しい校正作業手順書が誕生しています。
  • ●今回のメルマガでは、お困りのお客様と一緒に作る校正作業手順書の完成までの道のりをご紹介します。

お客様と協力しながら作る新しい作業手順書

  • ●お客様から機器の使用工程から使用用途を聞き取り、更には実機を借用又は購入して機器の情報収集をスタートします。
  • ●使用されているお客様のところまで赴き、測定方法のレクチャーを受けながら測定器を観察し、正しく理解すために写真・図などで記録を残します。
  • ●収集した情報をもとに、具体的な校正方法を想定し、お客様の校正ニーズと想定結果がマッチしているかを、技術面・安全面を含めて、イメージを組み立てていきます。
  • ●その後、校正作業手順書を起こして手順の検証を実施し、問題なければ「新規校正作業手順書」の誕生となります。
  • ●ただし、ここで忘れてはいけないのが、測定原理・再現性・安全性・法規/規格の4項目が確実に抑えられていることです。これで、自信をもって提供できます。

感謝を忘れず、これからも新しい手順書作りに挑戦します

  • ●新しい手順書を提供するまでに、多くの確認や質問責めにも親切にお答えいただくお客様の優しさに日々感謝しております。
  • ●「古い測定器」「校正依頼先がわからない」などお困り事がありましたら、当社までお声を掛けてください。
  • ●これからも、校正作業手順を更に蓄積して、より多くの測定器に対応できるよう、お客様と共に取り組んでいきます。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求