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2021.06.24

校正のトピックスNo.552
【梱包は愛?】

輸送によるトラブルを起こしたくないのに

  • ●NKSではお客様のご希望に応じて輸送引取りによる校正も行っております。
  • ●この校正では、お客様の計測器を輸送業者を使ってやりとりするため、どうしても輸送中のリスクが考えられます。
  • ●過去にはお客様の計測器が破損したこともあり、輸送方法の工夫や注意事項等の徹底をしてきたつもりでしたが、最近計測器の破損に繋がりかねないような事象が続けて起きてしまいました。

どうしてそういうトラブルが起きたのか?

  • ●このようなことから、品質管理担当で原因について調査、協議しました。
  • ●その結果、計測器の輸送のリスクや、輸送トラブルを起こしにくい計測器の梱包の仕方を再度身に着けてもらう必要があるのではないか?という結論になりました。
  • ●さらに、このようなトラブルを防止するため、今回の関係者だけでなく、輸送に携わる社員全員に教育を実施することが重要だと考えました。
  • ●そこで、知識や技術の教育と、現状把握を兼ねたテストをしようとなりました。

テストの結果

  • ●輸送リスクの把握と、当社の輸送ノウハウをまとめた資料を基にした20問の問題を実施してもらいました。
  • ●テストという名は付けましたが、基となる資料を見ながら回答OKとした、教育を兼ねたものでしたので、平均19.6という高得点の結果でした。
  • ●これは基準となる梱包方法をみんなが再認識できたということだと思っています。

梱包に含まれるイメージ

  • ●今回、私も輸送に関する大事な知識や、技術を再認識することができました。
  • ●ただし、この技術は、「お客様の物をキチンと返す」ということでしかなく、受け取る側の立場に立って考えてみるといろいろなことが見えてきます。
  • ●例えば、梱包が丁寧であったり、きれいな箱に代わっていたりしたら、ちょっとうれしいと感じます。
  • ●協議したメンバーからも、「物の輸送は文章のないメッセージ」という気づきもありました。
  • ●相手のことを想い、中身の計測器のことを想い、梱包にひと手間加えたりすることは、「愛」なのではないか?と思った次第です。
  • ●大手の様に機械で梱包は出来ないですが、当社は教育とコミュニケーションで、お客さまの大切な計測器を梱包発送していきます。

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