{{navs.title}}

TOPICS

2021.09.07

校正のトピックスNo.561
【その換気対策って有効だったの?】

部屋の感染対策こんな風にしてます

  • ●現在、新型コロナウイルスがデルタ株に変異して猛威を振るっている状況にあり、みなさんもこの変異株の感染を防ぐ対応にご苦労されているかと思います。
  • ●私が駐在する事業所でも、テレワークで出社する人数を抑制したり、アクリル板等で作業スペースを仕切ったり、2か所以上の窓を10cm程度常時開けて換気をしたりして対策しています。

換気は十分なのか?測定してみた

  • ●人の密、距離は目に見えますが、換気されているかは目に見えません。
  • ●政府は換気について飲食の場面で、CO2(二酸化炭素)濃度を1000ppm以下という指針を出していますので、職場や、自宅でも一つの目安になるかと思いました。
  • ●そこで我が家で、CO2濃度がどのような変化するのかをCO2濃度測定器(ネット通販で6000円程度)で、測定してみました。

測定結果

  • ●我が家では、500ppmから1000ppm程度までが2時間程度で上昇し、台所換気扇(弱)を入れると1時間程度でピークから450ppm程下がることが分かりました。
  • ●また、室温も1日を通して1℃程度の変化でした。
  • ●私が想像していたよりも早く、よどんだ空気(感染しやすい状況)になることや、台所換気扇は「十分な換気」能力があることが分かりました。

大事なのは今のやり方が有効かどうか

  • ●今回の我が家の測定では、①台所の換気扇には予想通り我が家のLDKの換気が十分できる能力があること、②それを適宜ON/OFFする運用で、政府が勧める換気基準をクリアできることが分かりました。
  • ●他にも、電気代を気にせずにずっと換気扇をONにすれば、CO2濃度は常時1000ppmより低い数値で保たれ、さらに換気扇のON/OFFする手間も減らせるとも思いました。
  • ●このようなことから、色々な場面で決めたルールや運用が、目標をクリアし、かつ効率的だったのか?を見極めるためにも色々なデータを取って分析することが大事だと再認識できました。
  • ●ちなみに私が駐在する事業所(広さ約150平米で3~5人居るとき)のCO2濃度は、窓を2か所10cm程度常時開けた状態で、約450~650ppmの範囲内でした。
  • ●みなさんの職場でも今の換気の仕方が「有効なのか?」CO2濃度を測定してみませんか?

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求