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2022.03.10

校正のトピックスNo.583
【明るさを表す単位はいくつもあります】

ワットは電球の明るさを表す単位ではないの?

  • 最近では照明器具にLED電球が使われることが多くなり、商品のパッケージには「W(ワット)」だけではなく「lm(ルーメン)」という単位も使われています。
  • 「W(ワット)」は消費電力を表す単位で、ワット数が大きければ明るいということはイメージできますがそもそも明るさを表す単位ではありません。
  • 電球の明るさそのものを「lm(ルーメン)」で表記することでより正確になったのですが、あまり馴染みのない単位かもしれません。今回のメルマガでは「lm(ルーメン)」を含め、明るさを表す単位について調べてみました。

「明るさ」は用途や目的によって単位が異なります

  • 明るさを表す単位には「lm(ルーメン)」のほかに、「lx(ルクス)」「cd(カンデラ)」「cd/㎡(カンデラ毎平方メートル)」があります。
  •   ・ルーメン:光源から発せられた光の量(光束)
  •   ・ルクス:光源に照らされた面の明るさ(照度)
  •   ・カンデラ:光源の特定方向への強さ(光度)
  •   ・カンデラ毎平方メートル:ある方向から見た時にどれくらいの明るく見えるか(輝度)
  • 一言で「明るさ」といっても、自動車のライトと照明器具では用途は異なり、また、光源自体の光の強さを求めているのか、照らされた範囲の明るさが知りたいのかなどの目的も異なります。用途や目的によって使用する単位が決められていることがわかりました。

    明るさをはかる測定器の校正を実施しています

    • 今回のメルマガではさまざまな明るさの単位についてお伝えしましたが、明るさをはかる測定器の中では特に照度計のご依頼が多くあります。もし、お客様の方で照度計の校正が必要な際には当社のホームページからお問い合わせください。

    上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求