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TOPICS

2022.03.16

校正のトピックスNo.584
【考えて動けるようになってほしい】

業務不良が起きたのはなんで?

  • ●最近、校正時に少し変だと思いつつも何も確認せずに「〇〇で大丈夫だろう」と思い込んで行動し、元の状態に戻らなくなったというような業務不良がいくつか起こりました。
  • ●お客様にはご迷惑をお掛けしてしまいとても申し訳なく感じております。
  • ●そこで、なぜこのような業務不良が起きたのか?何か要因があるのか?と考えてみました。

最近の業務不良の共通事項を調べよう

  • ●思いつくのは、当社は校正作業の仕組みスリム化を実施して使用するドキュメントを削減しているので、もしかしたらそれが要因になっているのではないか?ということです。
  • ●傾向を明確にするため、今年度の業務不良の原因・要因を調べることにしました。
  • ●そこで、ヒューマンエラーが起こる原因をインターネット等で調べ、十数項目洗い出し、各々の業務不良に当てはまる項目を数個選定し、項目(原因)毎に集計してみました。

不良の原因はドキュメント削減によるものとは考えにくい

  • ●傾向を調べてみると、危険軽視/慣れ・不注意が多く、新しいことによる経験不足や、手順書の不備等は少ないことからドキュメント削減が要因ではないと分かりました。
  • ●つまり、以前から同じような原因で不良が発生しているという分析結果でした。

目的を理解しその場で考えて行動できるように働きかける

  • ●当社では以前は、業務不良の原因が人の運用にあったとしても、仕組みに問題があるんだと捉えて、手を打ってきました。
  • ●しかし現在は、人の”行動”は、その人の”人格”と、過去や現在の”環境”によって決まる(B=f(P×E) B:行動 P:人格 E:環境)と考え、作業員が目的を理解し、その場で考えて行動できることを目指して仕組みを改善しています。
  • ●「環境」は、「職場環境」で、不良を起こしにくい、仕事がしやすい環境を考えること。
  • ●「人格」は、「仕事に対する姿勢」「役割」を理解してもらうこと。
  • ●もちろん今あるルールを無視していいという事ではありません。
  • ●このことから今回取り上げた業務不良の対策としてB=f(P×E)のPを意識し、「仕事に対する姿勢」を再確認するため、どうすればよかったのかをグループで協議して理解を深めてもらいました。
  • ●今後もこのP:「人格」を意識して仕組み改善と、対策を立て、人の動き(品質)の向上につなげたいと思います。

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