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2022.07.07

校正のトピックスNo.598
【測定器を買い換えたら管理精度が変わる?】

校正費用があがるのは困る

  • ●毎年校正のご依頼を頂いているお客様から「計器を更新したので、メーカ精度で校正をお願いします。」とご依頼がありました。
  • ●メーカ精度を確認してみると、以前に使用されていた計器は±5%の精度で 更新した計器は±1%でした。
  • ●「±1%の精度で実施されるのであれば、校正費は上がってしまいますよ。」とお客様に説明すると、ちょっと困った様子でした。

適正な管理精度はメーカ精度とは限らない

  • ●そこで、詳しくお話を聞くと、製品精度や管理精度が変わったわけでは無く今まで使用していたものの後継器を探したら、「アナログ計器からデジタル計器となった。」ことがわかりました。
  • ●デジタル計器だから精度が良いというものでは有りませんが、現実としてアナログ計器より高精度のものが販売されていることが多く、あえて精度の悪いものを探して購入する必要は無いかも知れません。
  • ●管理台帳にメーカ精度で管理する旨をうたっている場合もあり、一概には言えませんが、測定器の管理精度はお客様自身が決めるものなので、必ずしもメーカ精度で管理する必要は無いのです。
  • ●つまり製品管理精度が変わっていないのであれば、測定器の管理精度も変更する必要は無いと考えます。

管理精度の決め方がポイント

  • ●測定器購入の際も、校正の際も、一番良い精度を求めたくなるのは心情ですが、適正な精度で管理することで、精度不良となる確率が減り、精度維持管理がしやすくなり、かつ校正費用も安く抑えることが可能です。
  • ●管理精度の決め方でお悩みの際は、当社営業マンにご相談下さい。

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