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2023.06.22

【 測定と計測の違いとは? 】

校正のトピックスNo.638

測定と計測の違いって?

  • ● 皆さんの現場では「測定」と「計測」を区別して使っていますか?
  • ● 日常生活の中では、あまり深く考えずに同じような意味合いで使っている言葉だと思います。
  • ● そこで今回のメルマガでは、「測定」と「計測」の違いを少し調べてみました。

日本産業規格(JIS Z 8103)の定義によると

  • 日本産業規格 JIS Z 8103:2019 計測用語

3 用語の定義

この規格で規定する産業における計測に関する主な用語の定義は、次のとおりとする。

3.1 一般

101 計測  特定の目的をもって、測定の方法及び手段を考究し、実施し、その結果を用いて所期の目的を達成させること。
注記 “計測”の対応英語として用いられることがある“metrology”は、この規格では“計測学”に対応させた。

102 計量  公的に取り決めた測定標準を基礎とする測定。
注記 “計量”の対応英語として用いられることがある“metrology”は、この規格では“計測学”に対応させた。

103 測定  ある量をそれと同じ種類の量の測定単位と比較して、その量の値を実験的に得るプロセス。
注記1 測定は、測定結果の利用目的にかなう量の記述、測定手順、その手順に従って動作する校正された測定システムの存在が前提となる。
・・・中略・・・

  • ● 同じ意味合いだと思っていた「測定」と「計測」ですが、上記の用語の定義を見ると、かなり違う事がわかります。
  • 「測定」は校正された測定システムをもとに量を数値化することが目的のようですが、「計測」は結果を用いて所期の目的を達成させることが主な目的であり、そのために測定の方法及び手段を考究し、実施し、その測定結果を評価することまでを含むようです。
  • ● 例えば、身長計で身長を計ること、体重計で体重を計ることは「測定」ですが、 その測定した身長や体重を用いて、BMIの値を求めることは「計測」となると考えます。

同じような意味で「計量」もあります

  • ● 「計量」とは「公的に取り決めた測定標準を基礎とする測定」という意味です(日本産業規格 JIS Z 8103:2019 計測用語)。
  • ● 一般的な日本語としての計量は、重量や分量などをはかることを意味しますが、「計量法」では、長さ、質量、時間、電流、温度、物質量、光度、角度、面積、体積、角速度、速さ、周波数、圧力、粘度、流量、熱量、電圧、インピーダンスなどを始め、 非常に多くの量が対象となります。

測定と計測を意識してみよう

  • ● 測定と計測を区別せずに使う場面が多いとは思いますが、日々の仕事の中で測定と計測の区別を意識してみると、 計るだけなのか結果を求めて計っているのかで、目的の違いがよりはっきりするのではないでしょうか。
  • ● 校正を専門にする当社にとって、「測定」と「計測」の意味を意識していただく以上に「校正」の意味(製品の品質が計画したとおりであることを間接的に立証する)を意識していただく事が大切と考えています。
  • ● 校正とは何か?につきましては、こちらのリンク先でわかりやすく説明しておりますのでご参照下さい。

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