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2023.10.12

【 トルクレンチ:出張校正やJCSS校正など広いニーズに対応します 】

校正のトピックスNo.652

適正な力で締めることが重要なトルクレンチ

  • ● 物作りの現場には欠かせない計測器のひとつ「トルクレンチ」。ボルトやナット、ねじなどを適正トルクで締め付けるための測定工具です。
  • ● 「管理用計測器」として使用されているお客様も多く、当社では年間約2000台以上の校正実績があります。
  • ● 今回はトルクレンチの種類や特徴などについてお伝えします。

いろいろな構造のトルクレンチがあります

  • ● トルクレンチは大別すると、発生するトルクをスケール目盛やダイヤル目盛で指示する指示式と、発生するトルクが指定値に達した時にシグナルを発生するように設定できるプリセット式の2種類に分けられます。
  • 指示式には、トルクを加えた際に発生する金属の歪みをプレート上に刻まれた目盛で読み取るたわみバー形と、ダイヤル目盛が本体の中央にマウントされたダイヤル付きハウンジング形があります。

指示式

> たわみバー形

【特徴】レンチのしなり具合と針の位置からプレート上の目盛でトルク値を読み取ります。構造がシンプルで比較的安価です。

> ダイヤル付きハウジング形

【特徴】トルクの変化量をダイヤル上に細かく刻まれた目盛で確認できるので、値を正確に読み取れます。

  • プリセット式には、設定するトルクをダイヤルで調整できる構造のトルク可変形と、設定トルクが単一トルクに固定されたトルク固定形があります。

プリセット式

> 目盛付きトルク可変形

【特徴】ダイヤルで設定したトルクに達すると「カチッ」というクリック音が鳴ります。構造がシンプルで扱いやすいです。最も普及しているタイプです。

> トルク固定形

【特徴】ダイヤルも目盛も付いておらず、設定トルクが固定のものです。トルク値が固定されているため工場などのラインで連続的に作業するのに向いています。

  • トルクレンチの校正には、測定範囲に応じたレンジの「トルクレンチテスタ」を使用します。当社では最大1000N・mまで校正が可能です。

出張校正だけでなくJCSS校正にも対応しています

  • ● 当社ではお客様の現場での出張校正に対応していますので、使用頻度が高い場合でも当日校正が終われば、すぐに現品をご返却できます(500N・mを超えるトルクレンチは引取校正になる場合があります)。
  • ● また、引取校正測定範囲10~200N・mのトルクレンチにはなりますがJCSS校正にも対応していますので、こちらまでお問い合わせください。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求