校正のトピックスNo.657

＜ そもそも品質目標ってなんのためにあるの ＞

連絡事項の発信・掲示

• ● 皆さんがお勤めの会社でも、従業員に対して会社の理念や目標を発信・掲示していると思います。
• ● しかし、その目標がしっかりと理解できていない・日常の業務に活かされていない、といった状況もあるのではないでしょうか。
• ● 実は筆者も同じで、品質保証担当をしているのですが、日々どうやって品質目標を伝達していけばよいのか悩んでいます。

• ● そんな状態を解消するための当社での取り組みを今回のメルマガでご紹介致します。

自ら考え、発言するグループ討議

• ● その解消方法とは「社員自ら考え、発言するグループ討議」となります。
• ● グループは管理職以外の社員をランダムに選定して6～8人編成でチームを作ります。
• ● テーマに沿って個々が発言・お互いの意見を否定することなく討議しようという取り組みです。

今回のテーマ

• ● 「品質」に関することは当社にとって何よりも重要な情報ですので、「理解できない」「業務に活かせない」というわけにはいきません。
• ● そのため今回のグループ討議のテーマは「品質目標について考えよう」に設定しました。
• ● 品質目標について「何故このような品質目標が定められたのか？」「どのような意味があるのか？」「自分達はどうしたら良いか？」等々、個々が自ら考え討議してもらうことで理解が深まると考えました。
• ● 理解が深まることで日常業務の中でも活かされるのではないか・・・、そんな想いを込めてテーマを決めました。

頭を抱えるメンバー達

• ● 現在開催中ですが、いざ始めてみると、頭を抱えているメンバーが多数います。
• ● 中には品質目標の内容では無く、そもそも「品質目標」とは一体何なのか？といったところから討議を始めているチームもあります。

• ● そんな中でも個々が考え・否定することなく自由に発言することにより「品質目標」について考えるキッカケになっています。
• ● そしてこのグループ討議を経て日常業務の中でも「品質目標」を意識するようになると期待しています。

• ● この取り組みは、来期以降もメンバーを変え、テーマを変えて継続していきます。
• ● こんな風に討議の輪がどんどん広がって、みんなが一緒に考えたり、自ら発信するようになるといいな。