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2024.01.24

水準器の気泡の長さが変わった!?

校正のトピックスNo.662

気泡の長さが変わった

  • ●あるお客様より、水準器の気泡の長さが変わってしまった。
  • ●「測定器不良の扱いで、計器更新しなければならないか。」と問い合わせがありました。

なぜ長さが変わる

  • ●水準器の気泡の長さが変わったのは測定器の不良ではありません。
  • ●気泡の長さは温度変化(気温変化)や振動等により長くなったり、短くなったりします。

調整できます

  • ●気泡が短い場合は、副気泡管側を上にして側面を軽く叩いてください。小粒の気泡が出て、主気泡が長くなります。
  • ●逆に、気泡が長い場合は、副気泡管側を下にして、裏面側を軽く叩いてください。気泡が短くなります。
  • ●測定面を叩く際は傷を付けないようご注意ください。※一般的には同じ構造ですが、メーカ機種により異なる場合もありますので取説等を確認の上実施してください。

気泡の長さを調整したら再校正は必要か

  • ●上記の気泡長さを調整しただけでは、機能が変わる訳でも、精度が変わる訳でもありません。
  • ●この気泡調整の前後のためだけの再校正は不要だと当社は考えます。
  • ●もちろん、管理されている水準器であれば、この調整に関係なく定期的な校正は必要です。
  • ●校正が必要な際には弊社営業マンまでお問い合わせください。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求