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2024.02.15

六角ボルトは、締めるにも緩めるにも奥深さがあります。

校正のトピックスNo.665

六角ボルトはどこでもよく目にします

  • 主に自動車部品や電気部品などに使われていて、私たちの身の回りではテーブルを組立する部分などとても馴染みのある物です。
  • ●六角ボルトは、六角ナットとセットで使用されることが多いです。
  • ●当社でもお客さまの現場作業で六角ボルトを取り外して作業を行うことがあります。
  • ●そこで、六角ボルトについてちょっと違った視点で見てみたいと思います。

六角ボルトの主な仕様を見てみましょう

  • ●ねじの種類については以前のメルマガでも掲載させて頂きましたので、こちらのメルマガを参照下さい。
  • ●では、六角ボルトがどのような規格で定義されているのか見てみましょう。
  • ねじの強度の規格について
  • ▪締結用のねじは、おねじとめねじを締付けることによって締付け力を発生させ、その力を保持させる必要があります。
  • ▪そのため、締付け力に応じて適した製品を選ばなければなりません。
  • ▪そこで、日本産業規格(JIS)では小ねじやボルトの強度区分について段階別に分類し、それぞれに引張強さや降伏点、硬さなどの機械的性質を定義されています。
  • ▪おねじの強度は4.6、5.8、12.9などの表記で表されます。
  • ▪これらの数値は「呼び引張強さ」と「降伏点、又は耐力」を表しています。
  • ▪呼び引張強さ:材料が破断するまでの最大荷重(N)を断面積(mm²)で割った値のこと
  • ▪降伏点:材料に荷重をかけていき、あるところまでは元に戻るが、ある点を超えると伸びきったまま元に戻らなくなる点のこと。
  • ▪強度区分[6.8]のボルトの場合の計算例は以下の通りです。
  • ▪ 「6」は呼び引張強さがその100倍の600N/㎟あることを示します。
  • ▪ 「8」は600(呼び引張強さ)×0.8=480 N/㎟あたりが降伏点、又は耐力であることを示します。
  • ●強度不足により壊れないように、JIS規格に合わせて製造メーカーは品質管理をされて、六角ボルトは、製品作りに重要な役目を果たしていることがわかります。

六角ボルトを緩める時にどのような工具がいいでしょう

  • ●一般的な工具では以下のような工具を使用しますが、スパナ、メガネレンチ、モンキーレンチ、ソケットレンチ、その時の現場での作業性により使い分けるなど、経験に基づいた技術が必要で、それぞれの工具のメリットデメリットを活かして選択します。
  • ●例えば、固着してしまっている六角ボルトを緩める場合は、六角のボルトに対して面接触した方がトルクを掛けられますので、スパナやモンキーレンチは六角ボルトをなめてしまう可能性が高いですから、メガネレンチやソケットレンチを使った方がいいでしょう。
  • ●当社は、お客様の現地へ行って作業をする出張校正が主な仕事になります。工具の使い方がとても重要な役割を占めますので、新入社員教育でも必ず取り入れています。
  • ●余談ですが、愛車のオイル交換を先日行いましたが、ドレインボルトのねじサイズはM14×1.5㎜で、六角ボルトの基準寸法(S)は19㎜ですので、私の場合は、19㎜のロングストレートメガネレンチを使ってドレインボルトを外しています。 六角ボルトをなめてしまったら、ボルトが外せなくなるリスクがあるため工具の選択は重要です。

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