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2024.04.10

コリオリ式流量計:配管の「うねり」で流量を測定します

NKSメールマガジン No.1

コリオリ式流量計の原理と構造をご紹介します

  • 流量計には、電磁式、コリオリ式、容積式、超音波式、面積式、渦式など様々な種類があり、用途や測定対象に応じて使用されます。
  • その中でもコリオリ式流量計は、他の流量計に比べて比較的高精度で高粘度液や濁水などいろいろな液体を測れるという特徴があります。
  • ●今回は、コリオリ式流量計の原理と構造についてお伝えします。

物理現象の「コリオリの力」を利用した流量計です

  • コリオリ式流量計は検出部の形状が特徴的で、検出部には細いU字配管が入っています。
  • ●このU字配管は固有の振動数で振動しており、その中を流体が流れると細いU字配管をねじ曲げようとする力が働き、U字配管にうねりが生じます。
  • ●そして、流れる速度が速くなればねじ曲がる力が大きくなり、うねりも大きくなっていきます。
  • ●うねりの大きさは、物体の質量と速度に比例する「コリオリの力」と呼ばれている慣性力で、このうねりの大きさから流量を測定しています。
 ※  「コリオリの力」は、1835年にフランスのガスパール=ギュスターヴ・コリオリという科学者が導いた物理理論です。

コリオリ式流量計は当社の流量校正装置に使用しています

  • 今回ご紹介したコリオリ式流量計は高精度であるため、当社の流量校正装置の標準器として使用しています。
  • ●流量計の校正にお困りの際は、メーカ・機種問わず当社で対応しますのでホームページからのお問い合わせをお待ちしております。

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