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2014.09.25

校正のトピックスNo.256
【手触り感を測定する測定器?】

校正にまつわる豆知識

ユニークな測定器を紹介します。

  • 当社で校正を行っているユニークな測定器を今までもご紹介してきました。
  • 今回は、紙やフィルムの柔らかさや織物のこわさ(剛軟性)を測定するハンドルオメータをご紹介します。

ハンドルオメータとは?

    • ハンドルオメータ(handle-o-meter)とは、隙間に滑り込む際の表面摩擦と柔らかさを組み合わせて測定する装置で、動詞のhandle(~に手を触れる)から「手触り測定器」と言います。
    • 測定原理は、決められた隙間の空いた試料台の上に、紙や織物などの試料(試験片)を載せ、ブレード(加圧板)を一定量押し込んだ時にブレードにかかる押力と表面摩擦力を同時に測定する仕組みです。




柔らかさと手触り感はこんな測定器で品質が確保されていました。

  • 紙や織物の柔らかさやこわさ(剛軟性)は、人の感触によって感じ方は様々です。
  • そういった感触を数値化するために「JIS L 1096 :織物及び編物の生地試験方法」で測定方法が規定されています。
  • 我々の身近なものでは、肌触りが重要なトイレットペーパーやティッシュペーパー、紙おむつなどの試験評価に使われています。
  • 少し特殊な測定器ですが、当社では押力を検出しているロードセルの校正や付属の検査用分銅の校正のお手伝いをしています。
  • もし、ハンドルオメータの校正でお困りの際はお声を掛けて下さい。
  • 今後もこういったユニークな測定器をご紹介していきます。

関連情報をご紹介します。

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