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COLUMN
コラム
2025.03.05豆知識 / 教養
【 自動はかりの検定制度情報 2025年1月現在 】
自動はかりの検定に関する最新情報
- エヌケイエスでは「 計量法 」で定める「 特定計量器 」としての「 自動はかり 」に対する関連記事を、必要に応じてその都度お伝えしてきました。
- 2017年11月30日
- 校正のトピックスNo.398【計量法による特定計量器(自動はかり)が追加されました。】
- 2017年12月7日
- 校正のトピックスNo.399【自動はかりを取引証明用として使われる方必須です】
- 2017年12月14日
- 校正のトピックスNo.400【自動はかりを校正する際にはお客様のご意向を確認します】
- 2023年3月2日
- 校正のトピックスNo.625【自動はかりの検定制度導入開始が延期となりました】
- 今回は、令和3年7月27日および令和4年8月5日の政令改正から、今どのような状況になっているのか、2025年1月現在の最新情報としてお届けいたします。

更なる延期措置は出されず、大きな変化は無いようです
- 経済産業省のホームページにあるスケジュールを見ると、2年前の紹介記事の時と同じように「 令和4年8月現在 」と書かれていますので、スケジュールに変更はなさそうです(2025年2月6日現在)。

- 出展:経済産業省 Website (https://www.meti.go.jp/policy/economy/hyojun/techno_infra/000_keiryou_minaoshi.html)
- 上記スケジュールから、現況をみると「 自動捕捉式はかり 」を新たに使用される方に対して使用制限の段階に入っています。例えば工場に新しく自動捕捉式はかりを導入するようなパターンが該当します。
- 新規導入時には、メーカから検定に関する手続きの案内があると思いますので、特に迷う事なく案内に従って進められると思います。もちろん、これから導入予定の方もスムーズに進められるかと思います。
- 令和3年7月27日公布、令和3年8月1日施行の法令改正にて「 自動はかり4器種の一部 」が検定対象等から除外されていますので、新規導入時など機種選定において自動はかりの製造メーカにご相談いただくのが安心です(検定対象ではない、例えばISO9001などの管理計量器であれば当社にて校正が可能ですのでご相談ください)。
なお、法令改正の内容については経済産業省 Website(「計量法施行令等の一部を改正する政令」が公布されました(令和3年7月27日))をご覧ください。
依頼集中が予想されますので、検定対応は早めがお勧めです
- すでに「 自動捕捉式はかり 」を使用されているお客様に対しては、2027/4/1から制限がかかり始めます。
- まだ2年あるので先のように思えますが、業界内での情報として、検定する方の人手不足のなか、駆け込み依頼が集中して希望通りの対応ができないのではないかという懸念があるようです。そのため、早めにメーカ等へ相談された方が良いかもしれません。
- 当社では、「 計量法 」で定める「 特定計量器 」の「 検定 」対応ができないので情報提供だけになります。最新情報に注意を向けて、引き続きお伝えしていく予定です。
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