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第1回 校正とは何か
校正とは計測器の現状(精度・機能・動作)を確認すること
校正とは計測器の現状(精度・機能・動作)を確認することです。また、別の表現でいえば、計測器の器差を確認することです。
計測器の状態そのものの確認を行うことであり、それ以上でもそれ以下でもありません。
校正をしたからと言って、計測器の精度や機能がアップするわけではありませんし、また将来の計測器の状態を保証するものでもありません。
校正は「修理」や「メンテナンス」とは違う
校正は「修理」や「メンテナンス」とは違います。
- 修理とは
- 故障、破損、劣化などの壊れた箇所を本来の状態に復帰させることです。
人に例えると「治療」です。
- メンテナンスとは
- 清掃・整備・消耗品交換などを行い、一定期間中の保証をする為に機器が持つ性能を維持管理することです。
人に例えると「健康管理」です。
- 校正とは
- 計測器の現状を確認することです。
人に例えると「健康診断」です。
よって、校正には修理・メンテナンスの考えは含まれておりません。
計測器の機能アップが必要な場合は、修理やメンテナンスをするか、計測器の更新を検討してください。
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第2回 なぜ「校正」をするの?第3回 校正をしなかったり、延ばしたりしたら・・!!第4回 校正の成立要件とは?第5回 社内校正の大変さとは?お役立ち情報に関する各ページ