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第4回 校正の成立要件とは?

校正の成立要件とは?

校正の結果が出れば良い訳でなく、校正結果の有効性の根拠を明確にすることが一番大事です

この根拠がある為に、「第三者証明」として有効となります。
即ち、客観的な校正業務が行われた証拠が絶対に必要となります。

ISOでの校正が成立する4つの客観的条件

  1. 校正に使用する標準器のトレーサビリティが確立されていること
  2. 校正を行う校正員は、一定レベル以上の技術を保有していること(資格化されている)
  3. 校正の手順が明確になっていること(手順書があること)
  4. 校正を証明する記録があること(校正証明書・成績書・トレーサビリティ体系図)

これらは、社外校正であっても、社内校正であっても、「校正」である限り、必要不可欠な条件です。

上記条件を満たしていない校正は単なる社内検査となり、その有効性を立証できません。
その状態では「自己承認」となり、第三者に対しての説得力はありません。

計器製造メーカーと言えども、校正を含んだISOを取得した製品以外では、例え、それが自社製品の校正であっても、校正の客観的条件を満たしていないことになります。

 

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第1回 校正とは何か第2回 なぜ「校正」をするの?第3回 校正をしなかったり、延ばしたりしたら・・!!第5回 社内校正の大変さとは?
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