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2022.07.14

校正のトピックスNo.599
【「IATF16949調査表」質問事例を紹介します 】

IATF対応を検討されるお客様が増えています

  • 最近、IATF16949に関係した調査表の依頼が多くなってきています。
  • 理由が気になり当社営業からお客様にお伺いしたところ、2021年のIATF16949の改訂によるものでした。
  • 改訂された内容の中に「外部試験所」を使用する場合には、「IATFの要求事項に委託先が準じているかを評価する必要がある」と明記されていたため、当社に調査表の依頼が増えたようです。
  • 調査表依頼の他にもお客様から「どんな質問をして良いか分からない」といったご相談もいただくことから、今回のメルマガでは参考として質問の事例をご紹介します。

お客様からの質問事例の紹介

  • お客様から数多くの質問を頂きますが、今回は外部試験所の評価に必須である「7.1.3.5.1 試験所要求事項」に対応した質問事例をご紹介いたします。

【7.1.5.3.1試験所要求事項】

 【a)試験所の技術手順の適切性】に対する質問

  •  ● 「校正の実施に必要な要員、設備、項目の選定方法及び妥当性確認内容について定めた管理文書がありますか」
  •  ● 「測定する施設及び環境は測定に適した環境になっていますか(温度、湿度等、測定結果の妥当性に悪影響を及ぼさないこと)」というような質問事項が想定されるのではないでしょうか。
  •  ●この事項に対して、当社は校正の管理及び実施に必要な要員、施設、標準器、校正手順、検証及び妥当性確認等について規程等に定め運用しているため適切性を確保しています。

 【b)試験所要員の力量】に対する質問

  •  ●「試験・校正に必要な力量の確保と維持を確実にする為に、適切な時期、頻度、教育手順等を含めた教育訓練等を規定した文書があり、維持されていますか」
  •  ●「校正者は、校正に関して専門的な知識及び経験を持っていますか」 というような質問事項が考えられます。
  •  ●この事項に対して、当社は資格認定制度を有しており、校正作業手順毎に校正員の資格有無を明確化しております。また、力量を確保・維持するための教育・訓練を実施しています。

お困りの際は是非ご相談ください

  • 当社では個々のお客様のご要望を丁寧にお伺いして調査表の回答をさせていただいています。
  • IATF16949調査表の依頼又は、質問内容でお困りのお客様はお気軽にご相談ください。
  • IATF16949に関しての取り組みをこちらのページで紹介しておりますので是非ご覧ください。

上記内容についてのお問い合わせ(Mail・TEL)/資料請求