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2023.12.14

IATF16949規格通りに校正を実施するのは難しい?

校正のトピックスNo.660

IATF16949ユーザーの共通のお悩みです

  • 自動車業界のお客様に関係するIATF16949規格を取得しているお客様から、「校正費用」や「校正依頼先の少なさ」で悩んでいるというお声をよくお伺いします。(IATF16949は、自動車産業品質マネジメント規格です。)
  • 同規格ではその前身であるISO/TS16949の時代から長らく、外部の校正委託先は「ISO/IEC17025 または、それと同等の(JCSS など)認定試験所で認定校正を行うこと」とされてきました。
  • そのため、お客様は校正委託先が限定されてしまい「高額な校正費用」や「依頼先が見つからない」などの悩みをお持ちでした。
  • 規格要求とはいえ、ものによって様々ですが「認定校正」と「一般校正」の価格差は3~5倍になることもある「認定校正」を実施し続けることは、「限られた予算の中では難しい」というご苦労をお聞きしたこともありました。
  • 実は、そんな状況を一変出来るかもしれない規格要求の変更が2021年7月に行われていたのを、皆様はご存じでしたでしょうか?
  • 今回のメルマガでは、規格要求の変更によってどう変わったのか?と、それに伴うエヌケイエスの対応をお伝えいたします。

規格の改訂により依頼先の選択肢が広がる?

  • 2021年7月にIATF(国際自動車産業特別委員会)より発行された公式解釈集により、条項7.1.5.3.2 外部試験所の改訂が行われました。
  • その改訂は「非認定試験所」を使用する場合について条件を明確化したものでした。
  • 以下が規格の原文となります。
  • この改訂内容を当社では次のように読み解くことが出来ると考えます。
  • 校正を依頼したい会社が「非認定試験所」であっても、内部試験所の要求事項を満足していることをお客様がキチンと評価することで、外部試験所として利用することができる。
  • よって当社では、改訂のお知らせとNKSの対応についてお客様にお伝えしてきました。その結果、今では外部試験所として多くのお客様にお取引き頂いております。

「第二者監査」や「調査表」の対応も万全です!

  • 非認定試験所を外部試験所として利用するためには、お客様から委託先の評価をして頂く必要があります。
  • 「第二者監査」「調査表」でエビデンスを得ることが一般的ですが、進め方や調査表の内容などご質問を頂くことがあります。ご不明点がありましたら、まず対応実績が多数ある当社にご相談ください。
  • 今時期は多くの企業様が来期予算の策定をしているころだと思います。この機会に校正依頼先の見直しをされてはいかがでしょうか?
  • 今回ご紹介したIATF改訂に伴うNKSからのご提案の詳細は、以下の関連記事からご覧いただけます。

関連記事:IATF16949 規格を運用されているお客様へ

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